1. ホーム
  2. 町の車買取業者
  3. ≫町の車買取専門店で一括査定サイトより高い査定額が出るとき

町の車買取専門店で一括査定サイトより高い査定額が出るとき

【オッサン、まさかの爆弾発言】

みなさん、こんにちは。中古車買取に精通した自称・プロを謳っている私はこれまでに散々

  • 「あなたの愛車を最高額で売るためには1社でも多くの会社に査定してもらい、査定額やサービス内容を比較するのがベスト」
  • 「複数の会社に依頼して比較をすること。それが、最高額での売却への近道」

と、口酸っぱく言ってまいりました。そしてそのためには「中古車一括査定サイトを使うのが最善の策である」とも。

しかし私のように長年中古車買取の世界に携わっていると、実は上記の法則に該当しない“レアケース”に遭遇することも「無きにしもあらず」なのです。

「今までウソつきやがって。謝れよオッサン」

そんな声も聞こえてきそうですが、ここでのポイントはあくまでも「無きにしもあらず」という点。私がキホン「一括査定サイト押し」な事実には変わりありません。

ima-egao-f

「言い訳かよ。逃げるなオッサン」

追い打ちをかける声が耳に刺さりますが、聞いてください。

私は過去にどこかで「人は不完全だからこそ美しい」という言葉を目にした覚えがあります。上記の事例もまさにソレなんです。

「中古車査定もイレギュラーがあるからこそ面白い」

そう。懐かしき不朽の名作・ドラゴンクエストⅣで「逃げる」コマンドを連続8回行うと全ての攻撃が「会心の一撃」になるような…そんな裏技的サプライズがあった方が、査定時のお得感は倍増ですよね…?

toku

さて…それではここで失われた信用を取り戻すためにも、私が過去に経験した実例をひとつお話ししたいと思います。これを読めばアナタも身近な場所で同じようなレアケースを体験できるかもしれません。

信じるか信じないかは、アナタ次第です…

【バック・トゥ・ザ・20XX~オッサンは査定額の奇跡に包まれた~】

時は20XX年。私にとって独身最後の年でした。その頃の私は限りある時間とわずかながらのお金、そして名前とメアドだけを記載した名刺を手に、某市近郊に点在する中古車買取店を梯子する日々でした。当時乗っていたレガシィを売りに出し、新しい車を購入するためです。

ちなみに名刺に電話番号が記されていないのは私が根っからのコミュ障だから。だって、電話で連絡をよこされても私みたいな人間はしどろもどろになってまともな会話なんてできないじゃないですかぁ。

kinchou1-f

そんな理由で私は手当り次第に中古車買取店を回っていたわけです。私のようなコミュ障野郎が一軒一軒お店を回るのには大変な労力を要しました。しかしその頃はまだ中古車一括査定サイトというものは現在ほど普及していなく(あるにはありました)、私もまだ経験が浅かったため「ネットの情報よりも現場主義」的な方針を貫き、実店舗で価格交渉を進めていたのです。

 

とは言ってももちろん一括査定サイトの利便性は感じていましたし、査定で高値が付きやすい傾向も理解していました。実際に売却予定のレガシィも一括査定サイトではそれまでに回ったどの買取店よりも査定額は高値がついていましたからね。それでも私は「もっと高く買取ってくれるところがあるはずだ」と、現場主義にこだわり続けていたのです。

そんなある日。私は某国道沿いにポツンと店を構える中古車店に赴きました。国道沿いといっても田舎の町外れに佇んでいたため敷地面積は広く、かなりの数の中古車が展示販売されています。しかしそれとは対照的に、店舗の事務所はプレハブをひとつ置いただけの実に簡素なものでした。

私の鼻は「頑固なオヤジが一人でやっています」系のキケンな刺激臭を瞬時に嗅ぎ取っていました。同時に溢れ出すワキ汗とキュルキュル不穏なメロディを奏でる大腸が私の緊張を煽ります。私は意を決しました。一歩一歩プレハブに近づきます。

(私)「あの~…すいません…」

中を覗くと、そこにはパソコンデスクに座った中年男性が一人。

(男)「…いらっしゃい」

(私)「あの…車、査定お願いしたいです…その、車、売りたいので…(地雷だ地雷!完全にアウト!コイツいっちばん嫌いなタイプ!)」

(男)「ああ、査定ね…いいよ。車、何?」

(私)「レ、レガシィ、でしゅ(←緊張しすぎて噛んだ)。あ、ワゴンのやつ」

従業員兼店主と思われる中年男性はノソノソとプレハブを出ると、表に止めた私のレガシィに手をかけました。ドア、ボンネット、トランク…開けられるところは全て開け、エンジンを回し、電装品も全てスイッチON。時には車体の下に潜り込み、“カンッ”“コンッ”“キンッ”とどこかを軽く叩く金属音を響かせます。

その時私はその光景を見守りながら実は内心(これはもしかしたら…イケるんじゃないか!?)という淡い期待を抱いていたのです。つまり、一括査定サイトでの価格を超える値が付くのではないか!?ということです。私の推論はこうです。

まずこうした町の買取専門店で一括査定サイトより高額査定が出るケースは、買取り先がガリバーやアップルといった大手以外の買取店の場合であり、中でも社員は「社長一人」というような本当に小さな買取店だとその可能性は飛躍的に高まります。なぜならシステムや人件費などを最小限に抑えることができるためです。

つまり他の社員がいないぶん通常掛かる諸経費を削減できるので、そこで浮いた分を買取価格に上乗せ可能というわけです。まぁ上乗せするかどうか、あるいは幾ら上乗せするかは社長のサジ加減なので「絶対に」とは言えませんが。

それでも私が愛車を持ち込んだここの買取店は上記の条件をバッチリ満たしていたのです。

(男)「…65万円でどう?」

(私)「……!!!」

査定を終えた店主の口から飛び出したのは、耳を疑うような数字でした。だって一括査定サイトで提示された一番の高値が「40万円」だったのですから!!!

もちろん私はもう即決で売却を決定しましたよ。

keiyaku4-f

【査定ガクエスト~一括サイトに導かれし者たち】

…いかがでしたか?このように、町の車買取専門店で一括査定サイトより高い査定額が出る“レアケース”は実際に起こり得るのです。「はぐれメタル」が8匹出現するケースとそのレア度は同じくらいかもしれませんが(←確証なし)。

はぐれメタル

それでも先に述べてあるように、やはり私が「一括査定サイト押し」であることにはかわりません。なぜなら第一に、そうした優良買取店に辿り着くまでの時間や労力がハンパないからです。あちこち回るために必要なガソリン代だってバカになりません。

また、私のようなコミュ障にとっては最大の難関である「対面での直接交渉」を進める必要もあります。中には脅しに近いような威圧的態度で安く買い叩こうと目論む悪徳買取店につかまってしまう危険性もあるでしょう。そう考えると町の買取店に持ち込むのは非常に「ハイリスク・ハイリターン」と言えます。

その点、一括査定サイトであればパソコンから一回の情報入力で複数の買取業者に無料でまとめて一括査定の依頼ができる上に自宅で待つだけであなたの愛車の一番高い買取価格が分かってしまいます。店員さんに気を使う必要なく自宅で気軽に買い取り価格の見積もりが出来てしまうのは、コミュ障の自分にとっては本当にありがたいシステムです。

ikkatsumitsumori-z

それでも私のような現場主義でさらなる高額査定を狙いたい方は、試す価値は充分にあると思います。納得のいかない査定額であった場合、その店での売却を断ればいいだけですから(←気の弱いコミュ障にはそれがムズカシイ…)。

ですが、これだけは忘れないでください。

いくら予想を上回る査定額が付いたとしても、その査定額が「最高額」であるかどうかは他社との比較がなければわからないということです。その問題をクリアするにはやはり事前に一括査定サイトを利用し、愛車に付けられる査定額の相場を調べておくのがベストと言えます。

追伸:

高く売れたのはどこ?

車を売る際、愛車を査定してもらうのってなかなか面倒ですよね。 ですので、とりあえず付き合いのあるディーラーに査定に出したくなる気持ちはよく分かります。

しかし、 実はディーラーに持っていくよりもっと楽に愛車を最高値で売り抜ける方法があります。 それが中古車一括査定サイトです。

私は職業柄、国内の全ての一括査定サイトを実際に何度も何度も使ってみましたが、今最も高い査定額を引き出せる!と言い切れるのは以下の2サイトになります。

私は、概算査定価格がweb上ですぐに確認でき、東証一部上場企業が運営していて安心感もある
「かんたん車査定ガイド」をメインで使っています。

ただし、多少時間があり「1万円でもいいのでより高く売り抜きたい時」は両サイトに登録するようにしています。

多少手間であっても、そのほうがより多くの査定結果を無料で得られ「損をするリスクを回避できる」と判断しているからです。

自動車流通総合研究所 客員主席アナリスト
深川 泰三

妙に多く読まれている記事

  • 利用してはダメなサイト

    大手車買取業者が運営しているサイトや、有名な一括査定サイトの中にも利用してはいけないサイトが結構多いので注意が必要です。

  • 査定店に車を持ち込むな!

    愛車を売却するときに車買取店に査定のために自分から車を持ち込みしたら足元見られて大損するぞ!という実話を漫画にしてみました。

  • 著名人のアドバイス

    All Aboutなどで連載を持っている車の専門家や著名人たちの意見を聞いておくことは車を売却するさい大きな判断基準になると思います。